【購入記録】LUMIX S9を手に入れた

「LUMIX S9」を購入しました。

最初、2台目のカメラとしてPENTAX17を考えていました。開発ストーリーを見て、令和の時代に出るフィルムカメラに感銘を受けて予約までしていたのですが、悩んだあげく直前にキャンセルし、最新のデジタルカメラを増やした形になります。

S9を購入するまでにどういう心境の変化があったか記録しておきたいと思います。

フィルムカメラ購入をキャンセルした理由

冷静にランニングコストの問題を考えてしまったから。

「フィルム代と現像代＋プリント代までいくと・・・？」などと考え始めたら、ミラーレスカメラの方が結果的に安くなる。動画も静止画も楽しめてAFも使えて手振れ補正もある・・・という機能的な差も。

当然S9ではファインダーを覗くとかアナログ機構を楽しむみたいなことはできないのですが、わりと今持っている一眼レフ（PENTAX KF）にそういう楽しみがいくつかあるので、「フィルムカメラが今すぐ必要か？」という疑問に変わりました。

PENTAX17は新製品なので、需要が落ち着けばいつか手に入るタイミングも来ると思い、キャンセルして「購入先送り」という形を取ることにました。

LUMIX S9購入の決め手になったこと

スマホアプリが大きく進化した

私は最新のカメラならスマホとストレスなくスムーズに連携ができることが重要だと思っています。

パナソニックのカメラは以前DC-G100を持っていましたが、LUMIX Syncというアプリがカメラとスマホをまともに繋げない微妙ぎるものでした。撮った写真をすぐに転送できないことが続きLUMIX Syncのストレスが溜まってカメラを手放す一因になるほど。

そのため、「アプリが新しくなるまではパナソニックのカメラは絶対買わない」つもりでした。（パナソニックのカメラ自体は好きです）

この度、S9の発売にあわせて「LUMIX Lab」という、新しいアプリがリリースされました。スマホとカメラとの接続性が改善され、写真がスムーズにスマホに送れるようになったのです。

現在皆様にご利用いただいている「LUMIX Sync」とは異なり、LUTや画像表現に重点を置いた、新しい機能を実現していることが特徴ですが、カメラとの接続性改善にも取り組んでおり、従来よりも大幅に速く・簡単に接続できるようになりました。

【Vol.1】表現をもっと身近に。新時代のクリエイティブを実現するフルサイズモデル「S9」、誕生。

写真転送の不満が無くなったことで、気軽に持ち歩けるフルサイズのS9に一気に興味が湧いてきました。

LUT機能でフィルムカメラに近い色づくりができる

LUMIX Labのおかげで自分好みのLUT作成が手軽にできるようになりました。

色味に関しては設定項目が細かく本格的な色の作り込みが出来るので、粒状感あってレトロな雰囲気のある絵作りも時間をかければ出来ると思いました。

むしろLUTはいろんな方が沢山作ると思いますので、公開されたLUTが気に入ればそのままカメラに入れて使うことも出来るのです。

雰囲気が出せればデジタルカメラでも不足はない（むしろ出来ることは多い）と考えました。

発売記念キャンペーンでMFレンズのLUMIX S 26mm F8が貰える

LUMIX S 26mm F8が貰えることで追加出費がないのはS9を購入する動機になりました。

パンフォーカスを主とした写真を楽しもうと思っていたので、F8だとしてもそこまで気にならない。AFがあれば良いけど必須ではないし、カメラの持ち運びを考えてレンズ自体は小さければ小さいほどいい。

キットレンズと比べて解像感が下がったり多少のブレが出たりしても、それは逆に味にもなるので、雰囲気を作るにはそこまでデメリットでもないかなと考えました。

フルサイズ機でこの見た目、小ささ

高機能なフルサイズ一眼カメラの中では見た目がスッキリしています。そのため、カメラを構えた時の威圧感みたいなものもありません。

また、ダークシルバーカラーはチタンのような見た目で、安っぽく感じないのが気に入りました。S9はコンセプトに不要な機能を取っ払って、大きく割り切ったカメラになっている所が他社のラインナップとも絶妙に被っていません。

私にとって欲しい機能が備わったすばらしいカメラだと感じました。

おわりに

S9は購入しましたが、キャンペーンのレンズが届かないのでまだ写真は撮れていません。

やっぱりボディは小さく、愛用している3リットルの街歩き用カメラバッグ（ワンダード ローグスリング）に入ってしまう大きさです。レンズはLUMIX S 26mm F8専用にはなりますが。

ボディを持ち上げて電源を入れてはメニュー画面を触る日々です。

早くレンズ届いて欲しい！