「どんなことにも不安になってもう目の前の現実と向き合いたくない。逃げ出したい。」とつらい気持ちで胸が一杯になっていませんか?
この気持ち、すごくわかります。
私は、「正しい選択を選べているのだろうか」といつもより良い選択をしようとさまよい続け、不安しかありませんでした。
そんなとき、目の前の不安から全力で逃げる方法を考えて実践したのはたった1つ。
「考える時間を減らして行動する」こと。それが答えです。
信じがたい話ですが、真剣に言っています。
不安から逃げるということなのに、なぜ逆に向かっていくことが正しい選択になるのでしょうか。
ポイントとなる考え方は「3つだけ」です。
1.不安の原因は考えすぎる自分そのものだった
- 失敗したくない
- はじめてのことで怖い
こんな感情をもったときはとくに、頭の中は不安だらけでいっぱいになります。
大抵周りからのプレッシャーを感じているときだったり、経験したことのない出来事が目の前にでてきたときでしょう。
この時「最適な選択」をとろうとして考え続けていないでしょうか。
それこそが、不安の正体です。
行動する前に思う「無駄」や「失敗」で自分が不安イメージを作り出す
行動しても結果的に失敗してしまうかもしれません。
そのときの行動が「ああ無駄だったな」と思うかもしれません。
ですが、それは結果論です。
失敗を恐れるあまり「時間を無駄」にし、先送りにしていないでしょうか。
ああでもないこうでもないと考え続けているのはいっけん進んでいるように見えて、「その場で足踏みしている」状態です。
まずはどんな小さなことでも「目の前の”できること”」にすぐ手を付ける。
そして、結果を得ながら少しづつ解決まで引き寄せてください。
2.自分の行動こそが未来を決めるただ1つの方法
現実は「乗り越えてしまえば想像より大したことなかった」と思ったことはありませんか?
先の見えない恐怖におびえて、たった「1」の出来事だったとしても自分自身で10にも20にも膨らませつづけるのは良くありません。
体力も精神力も消耗してしまいますから、ますます深みにはまって動けなくなってしまいます。
アクションがあれば不安は次第に遠ざかる
気持ちを楽にするためには、不安の原因がなくなってしまえばそれでいいですよね。
手っ取り早いのは目を背けて逃げてしまうことですが、
その場しのぎで逃げたとしても、不安ってたまっていくんですよ。
不安という荷物を背負ったまま動いているのと変わらないですから、現実という形でじわじわ重みを増してきます。
あれもできていない、これもできていない、という思いから、いつか動けなくなるときがきます。
「行動」すれば、成長や経験をしますから、その時の不安はいつしか不安でなくなるでしょう。
3.失敗は大切な結果の1つ
行動すれば、すぐに結果が出ます。
失敗も結果の1つであって、「次」があることを忘れないようにしましょう。
どんな小さなことであっても解決の糸口になったり、未来に何があるかわからないものです。
結果の良し悪しにこだわらない
たとえ失敗したとしても、「その時、自分にできる最善の選択を取った」という思いを持ちましょう。
今できなかったことは考えてもできません。すぐ次につなげたらいいんです。
おわりに
- 不安の原因は考えすぎる自分そのもの
- 自分の行動こそ未来を決める
- 失敗は大切な結果の1つ
この3つを意識して考えるより行動を優先していれば、不安がどんどん軽くなっていきます。
不安と向き合うことこそが不安から全力で逃げる方法です。
行動した結果、ちゃんと「片付いていく」ことがこんなにも「精神に安定」をもたらし、不安から遠ざけてくれるものなのかというのが私自身の素直な感想です。

失敗を恐れて行動するまえに「うまくいくための方法を考える」のは、実は「とても間違った選択」だったんですね
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