スマホ依存防止:脱スマホ生活を2ヶ月送ってみた結果

私が20代で一人暮らしをしていたころは携帯といえばガラケーの時代。インターネットといえばデスクトップやノートPCでした。

社会人になってしばらくしてスマホを手に入れたのですが、調べ物やネットサーフィンは手軽に使えるスマホに自然と置き換わっていきました。

スマホは知りたい情報がすぐに知れる便利さの反面、必要・不要にかかわらず常に情報が入ってくる環境になります。

現代人は江戸時代の1年分の情報を1日で受け取ると言われています。

息抜きにスマホを使っているつもりなんですけど「うまく休めていないな・疲れているな」と感じることが多くなってきました。

そこで、思い切って2ヶ月ほど脱スマホ生活を送ってみました。

ただ、完全にスマホを使わない生活はむずかしいので、触る時間を10→2ぐらいにする感覚です。

【目次】

自由な時間の長さにおどろく

まず、「自由な時間って実はこんなにあるんだ」ということに改めて気づきます。

やることは「空き時間→スマホ」の動きをやめるだけなんですけど。

ちょっとしたスキマ時間があるたびにスマホを眺めていると、30分〜1時間は軽く使っていますからね。

そして、この空いた時間は好きなことに使えるので日々元気になります。

私の場合、リフレッシュに使いたくて20代に行っていたことの一つ「好きな音楽を聞く時間を増やす」ことをもう一度やりました。

良い環境を作りたくて「ヘッドホン」や「USB-DAC」を衝動買いしちゃいましたけど、本当に好きなことなので良い買い物だったなと思います。

好きなことはいつでもすぐにその場から楽しいんです。

肩こりが楽になる

デスクワーカーは日々肩こりとの戦いなんですけど、スマホを併用しているときは次の日も泣けるぐらいガッチガチになるんですよね。

スマホを使う時間が減ると、「頭が前に倒れる姿勢を取らなくなる → 肩こりも悪化しにくい」流れができます。

さらに、空いた時間にストレッチやヨガなどの運動を取り入れたところ、体幹も鍛えられたのか、朝起きた時に肩が重いと感じることが格段に少なくなりました。

仕事中のストレッチってなかなかできないので、家に帰ってから寝るまでの時間に体動かすことが本当に大事です。

肩が軽くなると自然とやる気も湧いてくるんですよね。

日々の生活の中で何が楽しいか再確認できる

芸能人が〇〇したとか、ニュースサイトの情報とか、見ても見なくても良い情報は強制的にシャットアウトされるので、今ある生活の中にある幸せに意識がいくようになりました。

  • 美味しいごはんを食べる
  • 夫婦の会話が増える
  • 休みの日のドライブ

普段と変わらないほんと些細なことなんですけど、頭がスッキリしていると純粋にこれらが楽しめるんですよね。

また、30代も中盤に差し掛かると健康が気になってきたので、お酒も辞めて、モノの断捨離もはじめて、生活自体も「重い荷物をおろしたような清々しさ」を感じることができました。

他人と比較する機会が減って楽になった

脱スマホ生活を機にSNSのほとんどを断捨離(退会)したのですが、比較して焦ったり落ち込むことが圧倒的に少なくなりました。

「見なきゃいいじゃんと言われても自然にできないタイプ」ですから、余計に効果があったのかもしれませんね。

いろんな言葉にフワフワしていたけど地に足がついたというか、そんなイメージです。

最新の情報は入ってこないので困るかなと思っていたんですが、あんまり困らないですね。

自分でコントロールできないなら、環境を作ってしまうほうが早いと感じた瞬間でした。

おわりに

脱スマホは私にとってメリットが多かった結果になりました。

空いた時間で生活を見直すことができるので、もしかしたら新しい発見があるかもしれません。

「息抜きと思っていたスマホ生活が逆に疲れている」と疑問に思ったら、試してみる価値はありますよ。

【目次】