バイク教習⑤:一本橋のやり方とコツ

クランクやS字の走行がなかなか安定しない状態で、難しいと噂の一本橋が追加されました。

検定では一本橋から落ちると一発不合格になる項目です。

実際に目の当たりにするととても細く感じますし、正直渡れる気がしなくてガチガチに緊張してから教習に臨みました。

【目次】

一本橋の走り方

  1. 停止線で一時停止する
  2. バイクを発進させる
  3. 一本橋の上を5秒以上かけて走る

クランクやS字と違ってまっすぐ走り抜けるなので単純な項目なのですが・・・最初はこんなの渡れる気がしないというほど落ちます。

慎重な操作が必要ですけど、慎重になればなるほどうまくいかなる難しさがありますね。

リアブレーキで速度調整する

半クラッチで速度調整するより、リアブレーキを引きずりながら走る方がオススメです。

私の場合、スピードを落とすためにクラッチを握ると、半クラッチを通り過ぎて推進力を失い、パニックになってフラつき、落ちることがほとんどでした。

S字やクランクにも言えますが、初めてバイクに乗ってこの段階で半クラッチを自在に使えるセンスのある人は少数派だと思うんです。

リアブレーキはフロントブレーキに比べて効きが弱いですし、アクセルの開度を保ったままちょっとだけ速度を落としたい時に積極的に使っていきましょう。

ハンドルを使って微修正する

進行方向の修正はしっかりハンドルを使いましょう。

緊張しすぎて「ハンドルを動かさずにまっすぐ走りきるしかない」と思い込んでしまうので、一本橋に乗った時の衝撃で向きが変わるとそのまま落ちてしまうんですよね。

何度かチャレンジしていると一本橋の上もある程度幅があるのに気づくと思います。

横に逸れそうになったらハンドルによる微修正を意識してみましょう。

ニーグリップを行う

バイクのフラつきを抑えるためにニーグリップは意識しておきましょう

ニーグリップをするとしないではバイクの安定感が全然変わると感じました。

ただ、ニーグリップを意識しすぎて腕もガチガチになってしまい、リアブレーキが使えなかったり進行方向を修正できない方が良くないと思うので、自然に乗れていれば良いとは思います。

おわりに

一本橋はコツさえつかめば単純ですが、慣れるまで恐怖心が勝って上手くいきませんでした。

小型二輪は5秒以上で通過すれば良いだけですし、そこまでスピードを落として走る必要もないんですよね。

まずは渡りきる感覚を覚えて、リアブレーキを使いながら走ると難易度は一気に低くなるはずです。

【目次】