軽量・コンパクトなフルサイズカメラのLUMIX S9。
まだ長時間持ち出してしっかり写真を撮っていなかったと思い、姫路城に行きました。
使用レンズ:LUMIX S 26mm F8
姫路城周辺
MFなのでピント合わせには少し時間がかかるものの、無限遠(∞)にあわせて撮ればストレスが少ないです。
インテリジェントオートモード(iA)が優秀で、カメラまかせでも変な色になったりしません。
面倒な設定は気にせず、オートで気の向くままバシバシ撮っていくのがLUMIX S9の楽しみ方だと感じました。
この写真はピント合わせをミスしています・・・が、スマホで見る分には分からないので良しとします。
リアルタイムLUTを使って、写真の味変をすこし試しました。
「Filmlike-V2」はその名の通り、フィルムカメラで撮った感じが表現できる個人的にオススメのLUT。
姫路城敷地内・城内
明るく撮れていますが、お城の中はかなり暗く光がとても少ない場所でした。
細かな木の模様もしっかり写っていたのは感動。
センサーサイズがAPS-C以下だとISO6400以上にもなると高感度ノイズがやや気になってきます。
しかし、フルサイズのLUMIX S9だとまったく気になりませんでした。強い。
天守閣からの眺望。窓からの風が気持ちいい。
ここで26mmF8がただのオマケレンズではないと確信しました。
元ファイルを等倍で見ても、山の向こうまで広がった景色がバッチリ描写できています。
城内を抜け、出口に向かう道でド迫力の姫路城と対面。昔の人はこれを良く作りましたよね。
ここはとても開けている場所で、広角26mmを使った迫力ある写真を撮ることができました。
ここでは「Retrostyle709」というLUTを使ってみました。
ガラスケースの中身はピントが合わせがむずかしく、ちょっとボケてしまいました。
廊下も雰囲気でています。
このLUTは暗い場所・古い物との相性が非常に良いですよ。
おわりに
今回、LUMIX S9を長時間持ち歩いてみたわけですが、26mm F8との組み合わせは長時間の持ち歩きに最高。
やっぱり500g付近のカメラは軽い。グリップのないシンプルなデザインもあってカバンからの出し入れもスムーズ。
歩いている時にカメラが邪魔になりにくいのが特に良かったですね。
最後に、1点つだけ不満を言うなら、「26mm F8と同じくらい薄いAFレンズが欲しい」ことです。
旅先って記念に自撮りをするじゃないですか。その際に、カメラを自分に向けてひっくり返すタイミングでフォーカスリングに手が当たってピントがずれることが結構あって、「AF対応だったら楽なのに!」と思うことは多かったですね。(笑)