自作パソコンにはRadeonグラフィックボード(SAPPHIRE PULSE RX 580 8G G5)を使っているのですが、以下のメッセージが起動するたびに表示されました。
[box class=”box2″]Default Radeon WattMan settings has been restored due to unexpected system failure[/box]
※ 日本語訳は『予期しないシステム障害のため、Radeon WattManのデフォルト設定が復元されました』です。
症状がまたやっかいで、
- OSの立ち上がりに時間がかかる。
- Radeon Softwareの設定が全部初期化される。
というもの。
起動するたびに1分以上待たされつつ、ゲームのグラフィック設定もし直さなくちゃいけないので大変です。
でも、再起動させた時だけはなぜかメッセージが出ないという・・・。
グラフィックカードの故障・・・?
と思ったのですが、じつは故障ではありませんでした。
Windows10の高速スタートアップが悪さをしていたのです。
ぶじ治すことができたので、実際におこなった対策と効果をまとめました。
効果のあった対策
Windows10の高速スタートアップを無効にする
はじめからオンになっている「高速スタートアップ機能」を無効化すれば解決します。
やり方は以下の通りです。
① Windowsの設定から、「システム」をえらびます。
② 電源とスリープから関連設定にある「電源の追加設定」をえらびます。
③ 電源オプションが開くので、「電源ボタンの動作の選択」をえらびます。
④「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックすると、シャットダウン設定が変えられるようになります。
④ シャットダウン設定に「高速スタートアップを有効にする(推奨)」という項目があるので、チェックボックスを外します。
これで高速スタートアップの無効化が完了です。
「無効にしてなにか影響がでるのかな?」と思っていましたが、立ち上がりが極端におそくなるようなこともなく、ほとんど何も感じなかったです。
説明文には「再起動は影響を受けません」という記述がありますね。
これは電源を切って入れたときだけ起こるいう今回の症状そのものです。
まぁこの機能は便利なんだか便利じゃないんだか複雑ですね。
もうひとつ気をつけたいのが、大規模アップデートの後にふたたびオン(チェックがつく)になることもあるようです。
効果がなかった対策
有効な対策として情報があったものの、今回のケースでは効果のなかった対策は以下の2つです。
グラフィックスドライバの再インストール
再インストールをした後にパソコンの電源を落とし、立ち上げましたが再発しました。
グラフィックスドライバの初期化
ドライバの初期化も、なにも変わりませんでした。
ドライバの初期化は影響が大きいです。
ゲームをする場合はドライバが古すぎて起動しなくなるケースもありましたので注意が必要です。
高速スタートアップの無効化で効果がなかったときに試してみましょう。
おわりに
「Default Radeon WattMan settings has been restored due to unexpected system failure」の対処法は、高速スタートアップを無効にするでした。
しっかり対策してゲームや作業を快適に楽しみましょう ♪