フルバケットシート「RS-G」の座面ウレタンを新品に交換して乗り心地をフカフカに戻す

フルバケのRS-Gはシェルの上にある薄い座面ウレタンだけで衝撃吸収をしています。

レカロのウレタンは品質が良いものを使っているようですが、運転中はつねに体重がかかる部分なので、いつの間にか弾力がなくなって道路の衝撃がダイレクトにお尻にひびくようになります。

でも、乗り心地はある日からいきなり変わるわけではありません。慣れもあって「最初の乗り心地と比べてどう?」という点は感じづらいです。私の場合「フルバケの乗り心地はこんなもんかな」と思いながら8年も使い続けていました。

なので、今回交換してみることにしました。

【目次】

交換用の座面ウレタン

FREE STYLEさんで購入

新しい座面ウレタンは「FREE SYTLE」さんのオリジナル品を購入しました。

レカロ純正ウレタンとほぼ同じ品質なので、長く使えそうです。

新旧ウレタンを比較(厚み・弾力)

新品:お尻側
新品:太もも側

新品のウレタンは目が細かいですね。

古いウレタンは軽く押すとすぐに床に触れるのですが、新品のウレタンは2倍の力で強く押しても床の感覚が分からないくらい弾力がありました。

比較:お尻側
比較:太もも側

体重のかかかるお尻側は新品の3分の2ほどになっています。もともとレカロ純正ウレタンもこれぐらいの厚みがあったのかと思うと使いすぎましたね。

交換方法

STEP
裏面のマジックテープを剥がす

シートから座面だけを取り外します。

マジックテープを剥がせば、すぐにウレタンが取り出せる状態になります。

取り出し口の左右が糸で縫われています。

ウレタンは勢いよく引き抜かず、ゆっくり行う方が良いです。

STEP
新しいウレタンを詰め込む

新品のウレタンを押し込んでいきます。

ウレタンが思ったように入らない場合、手を奥に入れて引っ張るようにします。

中央が盛り上がってもマジックテープをしっかり止めれば良い感じになります。

【感想】座面ウレタン交換後に運転

①:長距離運転も楽にできる

100キロほど走ってきましたが、お尻の痛みも段差で首や肩にガツンとくる強い衝撃も和らいで快適になりました。

私のDJデミオはボディ補強のメンバーブレースを入れているため、ノーマルに比べて乗り心地がかなり硬いです。

しかし、新品のウレタンにしただけで衝撃はかなりマイルドになって長距離運転も楽です。

RS-Gはフルバケの中でも乗り心地は良い方だということを思い出し、「こんなに乗り心地良かったんだな」としみじみ。

②:アイポイントは上がる

純正シートと同じ高さにセッティングしていたのですが、ボンネットが見えすぎるようになりました。

  • スペーサー2つ
  • サイドアダプターの1番上

だと、さすがに高すぎです。

サイドアダプターの取り付け位置を1つ下げて調整しました。

RS-Gの座面ウレタンは定期的に交換しよう

座面ウレタンの交換は3万キロが目安なようです。

違和感を覚える前に定期的に交換しておくほうが良さそうですね。

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