LUMIX S9用SmallRigのL型グリップ(4517)を取り付けて分かったこと

S9用に発売されているSmallRigのL型グリップを購入しました。

後付けグリップのメリットは、気分や使うレンズにあわせていつでも装着・取り外しができることです。

実際に取り付けてみて分かったことをまとめました。

【目次】

グリップ本体

グリップの素材はアルミ製。安っぽさはまったくありません。

指をかける部分も十分な剛性があり、作りの良さがうかがえます。

底面にはアルファベットの「Q」みたいなパーツが付いていますが、底面のネジを締めるために使うものでした。

マグネット吸着でピタっと収納できるため、どこでも持ち運ぶことができますし、すこし指が触れたくらいではかんたんに落ちない仕組みが考えられているなと思いました。

フィッティング・指がかり

取り付け後のガタもなくボディとのフィッティングはとても良いです。

LUMIXと共同開発というだけあり、純正品のクオリティと言っても過言ではないです。

グリップ装着後はカメラの高さが縦方向に延びるため、つかんだ時の小指あまりをしなくなりました。

重量感

レンズ込みの合計重量はフルサイズカメラとしては軽い部類ですが、600gに迫っています。

カメラ(バッテリー、SDカード込み)483g
レンズ(26mm F8)58g
グリップ50g
合計596g

グリップ取り付け後のS9はというと、地味に重く感じました。

なぜかというと、グリップの重さが底面だけに加わったことで重量バランスが悪くなった影響だと思っています。

ただ、ホールド感は格段に上がるため、多少の重さは割り切ってしっかりカメラを握りたい方は満足できるでしょう。

アンカーリンクスを取り付ける

グリップを付ける隠れたメリットとして、左右には「ストラップ取り付け部」があります。

私は右下に「アンカーリンクス」を取り付けて「カフリストストラップ」と組み合わせました。

ここにアンカーリンクスをつけることで、大きな金属パーツを撮影の邪魔にならない位置に移動できるからです。

カメラ側のストラップを外せば構える時に毎回手首の外にストラップを回す必要がなくなるので、これはオススメです。

おわりに

S9用SmallRigのL型グリップの感想をまとめます。

良い点としては、

  • 背面サムレストとL型グリップの両方に指がかかるためカメラを安定させやすい
  • 小指余りを解消できる
  • 純正品のクオリティで見た目も良い
  • ストラップ取り付け場所が増えて自由度が増す

逆に欠点は

  • 軽量なはずのS9がやたら重く感じてしまう

といった感じでしょうか。

少しでも軽くしたい時はグリップ無し、重めのレンズを付けるときはグリップあり、みたいな状況に応じた使い方をしたいですね。

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