最近のNoctuaは黒色を貴重とした製品が続々とリリースされています。
その先駆けともいえる『NF-F12 PWM chromax.black.swap』。
ケース内の見た目を損なわず、静かさと風量のバランスがとれたファンです。
Nocutaデビューにちょうどいいかなと思って購入しました。
黒いケースでも合わせやすいです
NF-F12 PWM chromax.black.swapの見た目
サーマルテイクのRing 12 Blueと並べてみると、違いがよく分かります。
メーカーロゴマークのシールもなく、見ただけではNoctuaと気づかないほどシンプルな外観をしています。
NF-F12 PWM chromax.black.swapの付属品
付属品は『取り付け用ネジ』のほかに
- 電源延長コード
- 耐震ゴムパッド
が入っていました。
電源延長ケーブル(30cm)
本体側の電源コード長はわずか1cmなので、そのままではほぼ使えません。
延長ケーブルの取り付けは必須といっていいでしょう。
ファンコネクタが近くにある場合、ケースの端に沿わせるなど、他の機器に影響がないように整線しましょう。
耐震ゴムパッド(黒、青、緑、赤、白、黄)
ファンは1つだけしか入っていませんが、「こんなにいる?」というくらいゴムパッドがたんまり付いてきます。
私の場合、ネジで締める方に「黒色」、ケース側から見える方に排気の目印として「赤色」をつけました。
NF-F12 PWM chromax.black.swapの性能について
ゲーム中も静か
前は「静かな場面だとスピーカーから出る音よりファンの方がうるさい」と感じていましたが、今は快適になりました。
ファンコントロール『自動モード』の場合はこちら。
▼ 通常時
▼ ゲームプレイ時
MHWを高設定でプレイしたところ、1000回転ほどに収まっています。
他のファン(Chassis Fan2 Speed)は回転数を30%を落とすローノイズケーブルを使ってわずかに勝っているというレベル。
恐るべしNoctua。
値段は他のファンの2倍だけど耐久性は3倍以上
じつは「初期投資が大きい(3,000円)だけで、トータルで見ると安い」んです。
カタログを見ると、NF-F12 PWM chromax.black.swapのMTTF(平均故障間隔)は150,000時間以上です。
平均故障間隔とは製品の信頼性をみるときに使います。『連続稼働できる時間の平均的な値』
Riing 12 Blueは40,000時間なので、Noctuaの方がおよそ3.5倍持つのです。
1日8時間使ったとしても、18,750日(約51年)。
「定期的にパーツを取り替えるのが楽しみ!」という場合には向きませんが、長く使うならうるさいファンをガマンし続けるよりは絶対いいと思いました。
タフネスファン ♪
おわりに:快適性は段違い。黒ケースとの相性もいい
LED付きのファンから交換したので、派手さはなくなったものの、快適さは圧倒的にNoctuaのほうが上。
ゲームや作業に集中したいならぜひ取り付けたいファンですね。
Noctuaを使ったら「他のファンもすべて変えたくなる」というのは本当でした。